「もっと、直感を大事にしたら」
と、言ってくれたのは「兄」でした。
この当時のことは、とても印象に残っています。
その頃のわたしは、自分で自分のことが選べなくて、
いつも聞いてたんです。
「私はどうしたらいいのだろう?」と。
自分のことにも関わらず・・・です。
あれから、ヨガをはじめたり、NLPを実践するようになって、
最初にラクになったのは、自分が何を求めているのかが自分でわかること。
当時、答えが欲しくて困ってたわたしは、
「からだの声を聴くセミナー」というのに参加しました。
自分のからだが教えてくれる「YES」と「NO」
それがわかるようになるための学び。
引越し先が良いかどうか、当時好きだった人のことをわたしは本当に好きなのか?
そんなことまで、からだに聴いてみました。笑
確認しないと不安・・・という状況だったのです。
今では、直感も信頼できるし、日々からだに聴いています。
すごく簡単に「YES」と「NO」を受け取れる方法があり、それはNLPでやり方を学びました。
ある意味で、これは習慣化されていて、ほぼ自分のからだ(無意識)に聴かない日はないです。
ヨガをするようになってから、自分の中に生まれる『空白』が心地よいことを知って、
そういう瞬間に、必要なことが思い浮かぶことを知りました。
随分、昔にヨガ教室に体験レッスンを受けに行った時、ヨガをする目的に関するアンケート欄に「創造性」というのがあったのです。
ヨガで、創造性が高まると知らなかったので、すごく嬉しかったことを覚えています。
さらに、ジェネラティブ・コーチングというスキルを身につけてからは、
わたしにとって必要なことだけじゃなくて、
目の前にいる人の話を聴いている間に、思考を挟まずに聞いていると、浮かんでくるイメージがあって。
それをメモをして、相手に伝えるようになりました。
そうやって、ロゴが生まれたり、その人のコンセプトが明確になっていったりしています。
共有できたものを「見えるカタチ」に具現化できるのは、うれしいことです。
先日、ライブに行って終わってから出演してたミュージシャンと話ができて、
自分の中に思い描いてたものをバンドのメンバーに伝えるのに、
譜面に細かく書いたとしても、その通りは伝わらないし、
どうやったら伝えられるのか・・・って思うんだけど。
このあいだのライブが、本当に思い描いた通りの音になっていて、リハーサルで感極まったと話してくれました。
自分の中に鳴り響いているものを一緒に作り出してくれる人と共有できて、
それを多くの人に聴いてもらえる。
それは、すごくすごく幸せなことなんだろうなと、その話を聞いてて思ったのです。
日常的なコミニュケーションですら、相手に何かを伝えることは難しいです。
「言葉」にできたとしても、全てが伝え切れるわけではありません。
その言葉になるよりも前にある・・・感覚やイメージも大切だし、
そのイメージと言語を行ったりきたり出来て、
無限の可能性の中にあるものから、現実の世界にそれを創り出す時に。
より開かれた意識でいられたら、もっと響き合えていたら、
必要なことが世界に表現していけると思うのです。
そして、そうしたことをサポートできることは、とても幸せです。
そんな風にしているうちに、
企画開発やコンテンツ制作が、いつの間にやらお仕事となっていきました。
わたしが得意とするのは、表現したいものが内側にあり、それがカタチになっていない段階から、
見えるカタチにしていくための「動き始め」のサポートです。
ポイントは、その人自身は自分に対して持つ「制限」で固定された見方をしていて、
関わるわたしは、その人のあらゆる可能性を信じて関わっているから。
サポートをさせていただいた方には、
「巫女コーチング」と言われました。笑
正確には、ジェネラティブ・コーチングです。
「直感力」を高めていくことはスキルとして身につけることができます。
一緒にそんなことをしてみたい方がいたら、お声がけくださいませ。
追伸
ときどき話をすると兄の書いた小説を読みたいという人がいるので・・・
携帯小説です。「竜の道」