感情的自由と幸せな人生のためのスキル

「この不快感は自分が止めようと思えば止められる」と
思っている人たちにはストレスが発生しななかったという
ストレス実験についてです!

脳は、ストレスを感じるor予感した時

視床下部が、コルチコトロピン放出因子と、
それに関連した複数のホルモンを出して脳下垂体前葉に指令を発信します。

被験者に、コルチコトロピン放出因子を投与して、
LCニューロンの発火の増強を測定するという実験を行った。

コルチコトロピン放出因子
ストレスを感じたり、予感したときに脳へ指令を出す

最初に、全員が、コルチコトロピン放出因子の投与によって、
LCニューロンの発火が増強された。

そののちに、被験者を2つのグループに分け、
一方の集団は最後まで点滴を打たれ続ける。

もう一方の集団は、点滴装置に ON/OFF スイッチがついており、
どうしても嫌になったら自分で止めてもいいですよと伝えておく。

結果は、 ON/OFF 装置のない集団は、
全員に LCニューロンの増強が見られたのに対し、
一方の集団( ON/OFF 装置の在る集団) は、
このON/OFF装置を誰も使わず、
またLCニューロンの増強があまり見られなかったという結果を見た。

要するに「不快になるストレス物質」を
どんどん送り込まれているはずなのに、
「この不快感は自分が止めようと思えば止められる」と
思っている人たちにはストレスが発生しなかった
ということである。

この結果は、メンタルストレスというのは、
メンタルストレスという自存的な不快のことではなくて、
「自分は不快な状況をどうすることもできない」という
無力感、無能感とセットになったときに
はじめて機能するということを示唆している。

どんな嫌なことがあっても、自分がスイッチをオフにした瞬間に、
この嫌な気分はたちまち消えると思っているグループ、
つまり自分は自分の状況をきちんとハンドルできていて、
心身の状態をコントロールできる確認があると、
メンタルストレスは発症しないということであるという仮説が立つ。

実際にストレスを解消する手段を行使しなくても、
そういう手段を持っていると思うだけで、
ストレスはネガティブな効果を及ぼすことが
出来なくなるという仮説
である。

大脳を機能させ、理性を働かせることで、
受容体の感受性が変化することを示唆している、
興味深い実験であろうと思う。

すっごく興味深い内容だなと思います。

私はよく、落ち込んだり、ストレスを感じたりしていたのですが、
ヨガやNLPというツールがあるから、
別にストレスを感じるようなことがあったとしても、
必要に応じて、それらのツールを使ったらいいか。

そんな風に思えるようになってから、心がとってもラクになりました。
NLPを学びに来てくれた方達も、そんな風に語ってくれます。

「これはただの思考にすぎない」って分かるようになったら、
思考なんて自由に変えることが可能だって気づける。

そして、その思考のパワーはすごいので、
もっとより良く使えるようになれるし、
そうやって自分や周りの人の幸せのために
使えるようになっていける・・・。

そうしたことに「なるほど!」と思えるようになるには、
そうした体験が必要なのだと思います。

実践してみて、体験すれば分かります。

状態を変化させ、どのように感じるかを選択する能力は、
感情的自由と幸せな人生のためのスキルです。

生理的作用を変えたいならばヨガの呼吸法や
姿勢を学ぶことは役に立つし、
思考パターンを変えたいならばNLPが役に立ちます。

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