成長へとつながる「痛み」とは
最近、私は大きな「痛み」を伴う失敗をしました。
そして、結果的に、今の自分を成長させるために本当に重要な
”気づき”をいただき、見える世界が変化しました。
先日、ハーバード大学教授のロバート・キーガン博士の
「組織変革」のワークショップを福岡から
受講しに来ていた仲間に、お話を聞かせてもらいました。
その中で、印象に残った話を一つシェアします。
「痛み」には、
「良い痛み」と「悪い痛み」があるのだそうです。
そして「痛み」を感じる体験というのは、
人の心の中には必ず「期待」があって、
その期待とのギャップから生じて起きています。
私たちは、期待した通りにならない時に、
「悲しい」と感じたり、「がっかり」したり、
「怒り」を感じていたり、現実がうまくいかないという体験をしますよね。
そして、その「痛み」自体が悪いものではなく・・・
その「痛み」が繰り返し起きていて、
それを自分で変えられないことによって、
進化や成長を止めてしまうのことを「悪い痛み」と言うのだそうです。
自動反応的に起きているようなパターンを
客観的に見えるようになって、望む変化のために、
「振り返る」ことは、とても重要なことです。
そして、そのために役立つのが、
ハーバード流自己変革モデル
変化を阻む免疫システムを知る
「Immunity to Change」です。
ALIVE Cafeでは、
次回の11/22(水)にこちらのテーマを扱います。
(担当はITCファシリテーターの中西純子さん)
●成長へとつながる「痛み」ならば必要な経験
「大人の学びは痛みを伴う」
成人教育の3大巨匠といわれている、ジャック・メジローの言葉です。
私自身が、今回「痛み」を伴ないながら、
自分自身の持つパターンに気づけたことで、
これまで積み上げてしまっていたものを壊し、
やっと、新しい領域へと踏み出せます。
いろいろ教えてくれる仲間の存在に、感謝です。
今回お世話になった、福岡のITCファシリテーターやましたてつさん。
めっちゃわかりやすいと評判の講座を福岡で11月23日に開催。
「痛み」を見ないようにするのではくて、
それを受け入れることができた先に、必ず成長がある。
そんなことを実感しました。