『可能性を喚起し、新しい見方を発見する』
2019/06/13
現状がうまくいっていない時、たとえ、どんなに優れたアイデアであっても、
アドバイスをしてもらっても、行動に変えることを難しく感じてしまう...
そんな経験はありませんか?
うまくいかない現状に対して、
「狭い視野」でしか見れない状態が起きていると、
そのままの状態では、なかなか良い解決策を思い浮かべるのは難しいです。
本来、望んでいる方向へと意識を向けて、
新しい見方・捉え方が出来て、自ら「可能性」に気づき、
新しい選択肢を発見できるために使える
『リフレーミング』というスキルがあります。
まるで、1つしか道がないように見えていた所から、
もっと広い視野で、本来自分が進みたい未来へ進むために、
他の選択肢があることに、気づくことができるようになります。
リフレーミングとは?
『リフレーミング』というのは、出来事の捉え方(枠組み)を変えることを言います。
それはただのポジティブ思考ではありません。
また現実的でないことを伝えて、やる気にさせるようなものでもありません。
相手に寄り添い、内側にある可能性を発見して、
自ら「やってみよう!」と思ってもらえるようにサポートするものです。
それには、3つの特徴があります。
1. 相手のことを理解できるための質問
2. 行動を妨げているブロックへの見方をゆるめる
3. 新しい行動をした方が良いと感じてもらえる関わり
そもそも、フレーミングとは?
枠組み=「フレーム」というのは、私たちが、経験や注意の方向の『区切り』を決めて、
出来事の「解釈」や「反応」にも強く影響をします。
例えば、こちら。
このコップのお水を
「半分もある」と思うことも、
「半分しかない」と思うことも出来ます。
注意の方向の区切りをどちらにするのかは、選べます。
ただ「半分しかない」と思っていた場合、
その経験から、どんな感情を持つでしょうか?
- 足りてない焦り
- なくなる不安
- 自分には与えられていないという怒り
そんな感情が伴うかもしれません。
出来事そのものは「良い・悪い」はなく、
『区切り方』一つで、感じ方が、変わってくるということなのです。
あなたのルールによって、解釈がされているのです。
同じ出来事でも、「ある」方に意識を向けたら、
- すでにあることへの感謝
- 十分に今、満たされている幸福感
など、、、
どちらを見ることも、私たちは、自らで「選択」することが出来ます。
フレームは、メガネのようなもの
この「フレーム」は、私たちが普段かけているメガネのようなものです。
そして、一度、かけたメガネは、かけていることにも気づきづらいという特徴を持ちます。
ですから、そうしたメガネをほんの少しだけずらして、
新たな見方を獲得できるようになると、
コップの例で言えば「ない」方に向けた意識を、「ある」方に向けることで、
捉え方やそれに伴う行動は、随分違ったものになってきます。
可能性を喚起するためには?
そのための方法の1つが、
その振る舞いの「肯定的な意図」に意識を向けることです。
そして、その意図を満たそうと思った時に、
一体どんな新しい選択肢を見つけられるのか?
そうしたことに「好奇心」を持ち、探求できるための関わり方ができると、
その人自身が「可能性」に気づけるようになります。
そして、より良い選択肢が見つかれば、人は『最善の選択』をします。
何か大きな変化を生み出そうとか、大きな発見をしてもらおうと考える必要はなく、
ほんの少しだけ、視点が変わるだけでも、捉え方が変われば、内側の「感情」が変化しています。
その「感情」は何かを「決める」時に、とても影響しているため、
内面が変化すると、行動は変化していきます。
こうしたことをワークショップで、探求していく機会があります。
『リフレーミング』2時間ワークショップ
日程 | 2019/6/19(水)10:00〜12:10 |
会場 | JR赤羽駅 徒歩5分(詳細はお申し込み後) |
料金 | 5,000円(税込) |
講師 | 野村 光恵 |
講師プロフィール
NLPインテグラルアソシエーション認定 NLPトレーナー
国際ジェネラティブチェンジ協会認定ジェネラティブ・コーチ
米国クリパルセンター公認定ヨガ教師
私はかつて、相手の役に立ちたくて一生懸命に伝えても、受け取ってもらえず、
どんなに良いものでも、どんなに想いがあっても「伝える」だけでは、相手の役に立てないのだと実感します。
それから、心の仕組みに興味を持ち、1970年代に生まれた実践心理学(NLP)を学び、その時に「リフレーミング」に出会いました。
上手くいかないコミュニケーションが起きている時、相手との関係が悪くなったり、そのことでセルフイメージまでも下がってしまいます。
そして、そのイメージによって世界は作られています。
私はコミュニケーションが苦手だと感じていたからこそ、コミュニケーションを学びました。
そのおかけで、伝わらなくて諦めてしまうことなく可能性を信じられるようになりました。もちろん、まだまだ探求中です。
ですが、こうしたスキルを身につけることは、自分を認めることに繋がり、さらに他者の世界観を尊重できるようになり、
そうした人が増えていくことで、もっと楽しく優しい世界が広がっていくと信じ、活動しています。