9.メンターからの助言
2019/01/27
『ヒーローズドライブマップ』の13ステップを説明しています。
前回は「8.闇に光をあてる」でした。
前回までの振り返り
さて、あなたが心から求める本当に創り出したい未来をイメージにして、
それを五感を使って感じる「ゴール設定」が終わり、
その時に感じる「ネガティブな声」にも気づきました。
さらに、そのまま何も変化しなかった場合に起きる「未来の最悪なシナリオ」も見ました。
そして「ゴールを達成したい理由」を探り、さらに価値観にも気づき、「アクションリスト」まで作りました。
そのアクションをしようとしてもできない理由である、現状維持バイアスが働いている「7.現在達成していること」と「8.変化を阻む隠された意図」を見て、変化を感じる時に内側にある「8.闇に光をあてる」ということをしてきました。
今回は「メンターからの助言」です。
ゴールに向かって旅を進めている時に、あなたの人生の旅を後押ししてくれる人からの言葉は、未知なる道に光をあててくれます。
あなたには、その能力がある
あなたはそれをするのに相応しい
あなたの貢献は需要である
そんな風にあなたを支援してくれる存在とは誰でしょうか?
もしかすると、あなたよりも先にその道を切り拓いていて、それがあなたにも可能であると感じさせてくれるような存在かもしれません。
映画のスターウォーズで言えば、マスターヨーダのようなメンターです。
あなたが本来の自分であることを思い出すために、あなたの本当の名前を呼ぶ人は誰でしょうか?
「湯婆婆は相手の名を奪って支配するんだ。
いつもは千でいて、本当の名前をしっかり隠しておくんだよ。」
千と千尋の神隠しも、ゲド戦記も『本当の名前』を呼ばれ覚醒します。
それまでのコントロールされていた生き方から、解放されます。
そして、私の好きな逸話があります。
トーゴでは、赤ちゃんが生まれると村の女性達がその母親と共に儀式を行います。森に入り、やってきたばかりのスピリットの周りに集まり、新たな生命のもつ独自のスピリットを感じて、その赤ちゃんのための歌を創っていきます。
誕生日が来る度に、またそれ以外にも儀式がある度に集まって、その歌を歌います。
何か悪さをしたり、病気にかかったりすると、罪や薬を与えて、その歌を歌い、その子に自分が何者であるかを思い出させます。
その人が亡くなるときもコミュニティーで歌われ、二度とその歌は歌われることはありません。
自分が何者であるかを思いださせるための「歌」
あなたの歌を歌ってくれる人は誰ですか?
そして、その人があなたにどんな助言をしてくれるでしょうか?
リラックスをして、しっかりと自分と繋がり、そしてメンターをイメージして助言を受け取ってみてください。
今、ゴールとはどれくらい繋がれていますか?